るろうに剣心のOVAについて作者の和月さんは特に星霜編のストーリーをどうみているのでしょうか?
契約や大人の事情で口出し出来なかったのでしょうか?
原作者の意向など届かないところまで作品は離れていったのでしょうか?
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本来、原作者である和月先生はハッピーエンドにしたかったようですが、星霜編はハッピーエンドとは言い難いですよね・・・。
実際、和月先生自体「剣心の物語は人誅編で完結している」と述べていますし、仮に続編が描かれていたとしても、十本刀の宗次郎や安慈、新撰組の永倉新八などが出て来る「北海道編」が構想されてたみたいですし。
星霜編はアニメオリジナルを担当していた古橋監督が独自の解釈で作られたもので、いわばアニメるろうに剣心の集大成みたいなものらしいです。
古橋監督は剣心の物語、つまり人斬り抜刀斎の頃に犯した罪の償いの物語、贖罪の物語を最期まで完結させたかったのでしょう。
内容も少年ジャンプ誌の漫画とは思えないくらい、大人向きで過激でシリアスで悲観的な物語で、和月先生の想いとは全く違う終わり方ですよね。
アニメというより、もはや時代劇に近いものですし。
真意は定かではないですが、恐らくはアニメオリジナルスタッフの熱意や圧力があって、和月先生も渋々承諾したのではないかと自分は解釈してます。
賛否両論ある作品ですが、「追憶編」、「星霜編」のるろうに剣心は原作るろうに剣心とは違う、もうひとつのるろうに剣心として、自分は思っています。
和月先生も複雑な心境だったと思いますが、自分が描いたるろうに剣心とは違う、もうひとつのるろうに剣心として割り切って見ていらっしゃるのではないでしょうか?
(完全に自分の憶測でスミマセンが・・・m(._.)m)
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いや、むしろ和月さんの本当にやりたかったのが星霜篇だと聞いたような…
当初はかなりダークな展開を考えていたけど少年誌であることを優先して描いたのが原作だった気がします。
そもそも、京都篇自体構想は無く、当初の企画では人誅篇ありきで剣心が薫と別れて終わりだったり、人誅篇でも薫は本当に殺されてしまう予定だったり、端々にダーク要素はありました。
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