2012年3月28日水曜日

るろうに剣心の技について

るろうに剣心の技について

るろうに剣心に登場する飛天御剣流の奥義は「天翔龍閃」ですが、比古師匠によると、この奥義は師の放つ九頭龍閃を破ることで会得できるとのことです。そして九頭龍閃は奥義を会得するために編み出されたいわば試験としての技だといわれていますが、それならば、初代すなわち、飛天御剣流開祖の比古清十郎はどのようにして奥義を編み出したのでしょうか?それとも飛天御剣流は時代とともに変化してきたのでしょうか?


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さいしょは九頭龍閃が奥義だったのでは?開祖は描写がないので、推察になりますが、先代を越える事が伝承者になると言うシステムの御剣流で、初代は他のどの御剣流の技を持ってしても破れない九頭龍閃を開発し、それ以降それを放った師を越えることで伝承していったのだと思います。



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るろうに剣心の世界とは別になりますが、作者の和月伸宏が読みきりで出した「戦国の三日月」で比古清十郎(もし世界がつながっていたら彼が初代?)という人物が登場します。

この中では天翔龍閃は出てきませんが、土龍閃に似た「飛天無限刃」という技が秘技として登場しています。

この話から見たら時代とともに変化したのではないでしょうか?

飛天御剣流は1対多数の斬り合いを得意とした流儀ですから、最初から一人を相手に繰り出す九頭龍閃があったとは考えられません。

天翔龍閃は発動するときは一人に対しても一撃目の際に生じた真空の空間で相手を引き込むことができるのですから、使い方によっては大勢の敵を倒すことができるのではないのでしょうか?

しかし、「飛天御剣流は時代の苦難から人々を守る剣」という理念は変わっていないでしょう。

ちなみに「戦国の三日月」に出てくる流派は「飛天御剣流」ではなく「飛天三剣流」です。

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